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2019年4月保険診療・先進医療開始
当院で治療提供可能な疾患
陽子線治療の適応疾患と当院で治療提供可能な疾患
図中の疾患名をクリックしていただくと、概要説明の表をご覧いただけます。
適応疾患(1) | 適応の詳細 | 当院での治療提供状況 | ||
提供状況 | 治療回数(回) | 治療期間(週) | ||
頭頸部悪性腫瘍 |
鼻副鼻腔扁平上皮癌・頭頸部悪性黒色腫・嗅神経芽細胞腫・腺様嚢胞癌・唾液腺腫瘍・頭頸部非扁平上皮癌(口腔、咽頭、喉頭の扁平上皮癌を除く)
|
〇 |
5~37
|
2~8 |
転移(リンパ節や骨などの他臓器)がない前立腺癌(限局性及び局所進行性の病態に限る)
|
〇 |
20~21
|
4~5
|
|
骨軟部腫瘍 |
脊索腫・軟骨肉腫・骨肉腫・その他の稀な骨軟部肉腫 (限局性の骨軟部腫瘍に限る)*
|
〇 | 16~56 |
4~8
|
小児腫瘍(2) | 固形悪性腫瘍に限る | 〇 | - | - |
消化管腫瘍 |
局所再発性大腸癌*
|
△ | 18~35 | 4~7 |
肝・胆道腫瘍 |
肝細胞癌(長径4cm以上)*
|
〇 | 10~38 | 2~8 |
肝内胆管癌*
|
△ | 20~38 | 4~8 | |
膵腫瘍 |
局所進行性膵癌*
|
△ | 20~33 | 4~7 |
(1)適応疾患の詳細は、表中の適応疾患名からご覧ください。
(2)小児腫瘍の詳細は、「小児がん治療」をご覧ください。
(2)小児腫瘍の詳細は、「小児がん治療」をご覧ください。
適応疾患 | 適応の詳細 | 当院での治療提供状況 | ||
提供状況 | 治療回数(回) | 治療期間(週) | ||
脳脊髄腫瘍 |
膠芽腫・神経膠腫・髄膜腫・その他の稀な脳腫瘍
|
〇 |
13~33
|
3~7 |
頭頸部扁平上皮癌
|
〇 |
30~37
|
6~8
|
|
消化管腫瘍 |
局所進行食道癌(頸部、胸部上部)
|
△ | 30~35 |
6~7
|
局所進行食道癌(胸部中部、胸部下部)
|
× | × | × | |
肺・縦隔腫瘍 | 限局性肺癌(転移および隣接臓器浸潤のない肺癌) | 〇 | 10~25 | 2~5 |
局所進行非小細胞肺癌(リンパ節転移あるいは隣接臓器浸潤のある非小細胞肺癌) | △ | 30~37 | 6~8 | |
縦隔腫瘍 | △ | 15~35 | 3~7 | |
肝・胆道腫瘍 | 肝細胞癌(保険適応外のもの) | 〇 | 10~38 | 2~8 |
胆道癌(肝門部・肝外の胆管癌)
|
△ | 22~30 | 5~6 | |
膀胱癌
|
× | × | × | |
腎癌 | △ | 10~35 | 2~7 | |
転移性腫瘍 | 転移性肝腫瘍(3個以内)・転移性肺腫瘍(3個以内)(いずれも他部位に病変がない状態であること) | 〇 | 8~22 | 2~5 |
転移性リンパ節(限局性)
(他部位に病変がない状態であること)
|
〇 | 8~35 | 2~7 |
治療費のご案内
○保険診療で治療の場合
- 公的医療保険の対象となりますので、一部負担金(1割~3割)を受診の都度お支払いください。
- 自己負担金については、高額療養費の利用が可能です。
※高額療養費についてのお問い合わせは、ご加入の健康保険窓口にお尋ねください。
○先進医療で治療の場合
陽子線治療料(照射技術料) 約300万円
- 陽子線治療に係る費用は、保険適応外のため全額自己負担です。
- 費用は照射回数にかかわらず、一つの治療部位につき約300万円です。
- 治療を受けることが決まりましたら、請求書と振込依頼書をお渡ししますので、1回目照射前まで(10日以内)に一括でお支払いください。
- 診察、検査、投薬などの費用は公的保険が適用されますので、受診の都度お支払いください。
先進医療 | 保険診療(診察、検査、投薬など) | ||
---|---|---|---|
陽子線の技術料 | 自己負担 | 保険給付 | |
動体追跡照射※
|
左記以外の場合 | ||
313.5万円 | 295万円 | 1割~3割 | 7割~9割 |
※肺・縦隔腫瘍、肝胆膵腫瘍、転移性腫瘍の一部には、動体追跡照射が必要になります。
- 京都府民のみなさまに府助成金制度があります。 制度の詳細は、「陽子線治療費の助成のご案内」をご参照ください。
〇府助成金制度お問い合わせ先 京都府総合政策環境部 大学政策課 電話 075-414-4526