総合診療科

総合診療科の紹介

大学病院では高度で専門的な医療を行なっているがゆえに、細分化されていてどの診療科に相談したらよいか、悩ましい患者さんもおられます。総合診療科は、内科初診の方を含め、そのような方のご紹介をお受けします。主に内科的な疾患で、具体的には、発熱、全身倦怠感、胸部の症状（胸痛、動悸、呼吸困難など）、腹部の症状（腹痛、腹部膨満感、嘔気、下痢、便秘など）、腫れ、痛み、めまい、脱力、不眠、ほてりなど様々な症状に対応します。また、例えば不明熱など、入院精査加療を要するような症例については、当科で入院治療もお受けしています。診療の方向性が見出されるまで身体的、心理的、社会的な問題をお持ちの患者さんおひとりおひとりに寄り添うこと、包括的で全人的な医療を提供することを大切にしています。

当科は大学の使命である教育についても力を入れています。臨床実習の医学生いわゆるスチューデントドクターは、実際の初診外来の予診や診察を担当し、医療面接や臨床推論といった実践的なことを中心に学んでいます。また、研修医は、臨床研修制度改定により一般内科外来診療が必修となっているため、当科で研修医ローテーターが学びながら外来診療を担当しています。当科を専攻するレジデントも増えつつあり、将来地域で活躍できる家庭医や総合診療専門医を輩出することを目指しています。医学生・レジデントの指導を含め診療に多少お時間をおとりしますが、十分にお話を聞かせていただき、丁寧な対応をさせていただきますので、何卒ご理解とご協力をお願い致します。

スタッフ紹介

職　名	氏　名	専門分野、学会認定等
部長・教授	四方　哲	総合診療科
副部長・科長・講師	丹羽　文俊	総合診療科・脳神経内科
助教	松原　慎	総合診療科
助教	関西　亮太郎	総合診療科
医員	井川　結	総合診療科
医員	田仲　一大	総合診療科

研究へのご協力のお願い（オプトアウト）

当科では下記の通り、京都府立医科大学医学倫理審査委員会の承認を受けた研究を行っております。

これらの研究への協力を希望されない場合、もしくは内容にご不明な点がある場合は、各研究の担当者へお知らせ下さい。

	研究課題名
No. 001	医学教育に関する研究