診療部・中央部門等のご紹介
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耳鼻咽喉科

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耳鼻咽喉科の紹介

当科では、中耳炎・難聴・めまい・副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎・扁桃炎・声帯ポリープなどの耳鼻咽喉科疾患と舌がんや喉頭がんなどの頭頸部腫瘍を中心とした頭頸部外科の幅広い領域の疾患を対象としています。各分野を専門とする医師がそれぞれの分野の疾患に対し、最新かつ最善の治療を目指しています。

診療内容

■中耳・内耳疾患
中耳・内耳は聞こえや平衡感覚に関係する器官です。
  • 中耳疾患
    細菌感染などにより慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎が起こります。当科ではこれらに対し手術加療により耳漏の停止や聞こえの改善を目指しています。
  • 内耳疾患
    突発性難聴は副腎皮質ステロイド薬で点滴加療を行っています。加齢性の難聴や進行性の難聴では補聴器を合わせたり、症例によっては人工内耳手術を行っています。また、難聴の遺伝子診断で原因がわかることもあります。
  • 小児聴覚
    赤ちゃんや小さなお子さんは聞こえが悪くても訴えることができず、大人と同じ検査はできません。そのため音や光を組み合わせた検査やABR、ASSRなどで検査を行い、難聴が判明すれば補聴器や人工内耳で聞こえを補っています。
  • めまい
    めまいの原因は多岐にわたるため、画像検査やカロリックテストなどの機能検査で原因を特定し治療にあたっています。
     
■鼻・副鼻腔疾患
  • 副鼻腔炎
    鼻腔や副鼻腔にポリープがたくさんできると鼻閉、鼻汁、嗅覚障害をきたし、生活の質を低下させます。重度の副鼻腔炎に対しては、当科では内視鏡を用いた副鼻腔手術を行っています。
  • アレルギー性鼻炎
    重症度や症状に応じてレーザー焼灼術や粘膜下下鼻甲介骨切除術などの手術療法、また特定のアレルゲンに対しては皮下もしくは舌下免疫療法を行っています。
     
■喉頭疾患
  • 音声障害
    内視鏡検査などで障害の原因を特定し治療を行います。原因に応じて薬物治療、手術加療、リハビリテーションを行っています。喉頭癌など腫瘍性疾患の診断治療も行います。
  • 嚥下障害
    嚥下造影検査などで障害の原因と程度を評価し、リハビリテーション部と連携して嚥下訓練もしくは機能改善手術、誤嚥防止手術を行っています。
     
■頭頸部腫瘍
癌などの悪性腫瘍は病期により切除術、放射線療法と化学療法を組み合わせた治療を行っています。早期癌では主に低侵襲の手術や放射線治療を、進行癌では形成外科や消化器外科と連携して拡大切除・再建手術、臓器温存を希望される場合は放射線化学療法を施行しています。放射線治療や化学療法は可能であれば外来通院で行います。良性腫瘍は症状がある場合に主に手術治療を施行しています。

特色・主な取組

■当科の専門外来(さまざまな専門外来があります)
  • 中耳外来:毎週火曜日、午前9時~12時。
  • 難聴・めまい外来:毎週水曜日、午前9時~12時。
  • 小児聴覚検査外来:火曜日〜木曜日、午後(完全予約制)
  • 平衡機能検査:毎週木曜日、午後2時~4時。
  • 人工内耳・遺伝子診断外来:毎週水曜日、午後2時~4時(完全予約制)
  • 補聴器外来:隔週金曜日、午後1時30分~4時。
  • 鼻副鼻腔・アレルギー外来:毎週木曜日、午後1時30分~4時。
  • 喉頭・音声外来:毎週月曜日、午後1時30分~4時。
  • 腫瘍外来:毎週木曜日、午前9時~12時

研究へのご協力のお願い(オプトアウト)

当科では下記の通り、京都府立医科大学医学倫理審査委員会の承認を受けた研究を行っております。
これらの研究への協力を希望されない場合、もしくは内容にご不明な点がある場合は、各研究の担当者へお知らせ下さい。
 

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