診療部・中央部門等のご紹介
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皮膚科

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皮膚科の紹介

当科では、皮膚症状だけでなく毛、爪、口腔・外陰部粘膜など身体の表面にあらわれるすべての疾患を診察しています。そして、最善の治療が行えるようカンファレンスなども含め、複数の医師により総合的に診察・診断・治療しています。特に、アトピー性皮膚炎、乾癬、皮膚腫瘍、皮膚潰瘍、じんましん、アレルギー性皮膚疾患、につきましては、より高度な診療ができるよう専門外来を設けています。また、緊急に対応が必要な感染症、熱傷などに対しても手術や入院加療など迅速に対応しています。さらに、関連の診療所と互いに連携しながらよりよい医療を提供していきます。

診療内容

主な対象疾患は以下の通りです
■アトピー性皮膚炎
症例ごとに増悪因子を把握して予後を見通した上で治療計画を立て、治療ガイドラインに沿った薬物療法や生活指導、環境整備による治療を行っています。疾患の正しい理解と対処法の説明に十分な時間をかけた診療を行っています。また、通院治療でなかなか軽快しない方や急に症状が悪化した方への入院治療、アトピー性皮膚炎についての知識と理解を深め、今後の治療や普段の日常生活に役立てていただくための教育入院を積極的に行っています。
■アレルギー性皮膚疾患(接触皮膚炎 蕁麻疹 食物アレルギーなど)
蕁麻疹の症状や経過、薬剤の効果などは個人差があります。詳細な問診からそれぞれに適した検査、治療を行っていきます。また、食物・薬剤アレルギーの原因検索も積極的に行っています。詳細な問診の上アレルギーが疑われる場合は、パッチテスト、プリックテストや内服チャレンジテストを行い原因物質・薬剤の特定を行います。
■乾癬
外用薬だけで軽快しない方への、ナローバンドUVBやUVAの紫外線全身照射装置やエキシマライトを用い紫外線療法、内服療法、生物学的製剤療法などを行っています。また、皮膚のみならず関節(手指、腰部)や腱付着部(アキレス腱、足底、脊椎)に炎症を生じる乾癬性関節炎(関節症性乾癬)に対しても関連各科と連携を図りながら診療を行っています。
■皮膚外科
ホクロなどの母斑、粉瘤・脂肪腫をはじめとする皮膚腫瘍や熱傷などによる皮膚潰瘍といった外科的治療を必要とする皮膚疾患を中心に診療しています。手術(皮膚腫瘍切除術、植皮術・皮弁形成術を用いた再建術など)は、日帰りもしくは入院して行いますが、患者さんと相談の上、手術の内容・予定を決めます。
■皮膚悪性腫瘍
主に悪性黒色腫、有棘細胞癌、乳房外パジェット病、血管肉腫などの疾患に対して、皮膚悪性腫瘍指導専門医を中心に積極的に取り組んでいます。皮膚悪性腫瘍の治療として手術はもちろんのこと、場合によっては化学療法や放射線療法も行います。悪性黒色腫においては、近年開発された分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬も多くの患者さんに使用しています。

特色・主な取組

専門外来として、アトピー性皮膚炎、乾癬、蕁麻疹、皮膚アレルギー、皮膚外科、皮膚悪性腫瘍外来をもうけています。手術は、症状に併せて入院もしくは日帰りで、積極的におこなっております。

スタッフ紹介

職 名 氏 名 専門分野、学会認定等
部   長 益田 浩司
アレルギー性皮膚疾患、乾癬
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医・指導医
副部長 浅井 純
皮膚腫瘍、皮膚外科
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚悪性腫瘍指導専門医
医 員 峠岡 理沙
アレルギー性皮膚疾患
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医・指導医
医 員 井岡 奈津江
アレルギー性皮膚疾患/皮膚潰瘍、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
医 員 丸山 彩乃 皮膚科一般/日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
医 員 在田 貴裕 皮膚腫瘍/日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
医 員 中江 真 皮膚科一般/日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

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