診療部・中央部門等のご紹介
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形成外科

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形成外科の紹介

形成外科とは、生まれつき、あるいは生活していくうちに自然と生じた体表のかたちの変化・変形や機能障害に対して、外科手術を中心とした治療を行うことによってそれらを回復させ、人間生活の質を高めていくことを目指している、外科系医学の一分野のことです。

診療内容

体表のきずぐちや変形を、確実に・きれいになおすことを念頭に治療にあたっています。主に以下の疾患を扱っています。
  • 皮膚のけが・やけど
  • かおの骨折
  • 生まれつきの病気(くちびる・耳・ゆびなどの変形)
  • あざ
  • 皮膚がん
  • がん手術の後の修復(乳がん・口腔がんなどの術後)
  • 傷あと(ケロイド・瘢痕など)
  • なかなかなおらない傷

特色・主な取組

重点を置いて取り組んでいる分野として、以下の領域があります。
■乳房再建
乳腺外科と共同で、整容性も重視した再建を行っています。最初の乳がん切除と同時に行うことができます。しばらく時間がたってから再建をすることもできます。組織拡張器やインプラントなど人工物を用いた再建方法、広背筋皮弁を用いた自家組織による再建方法、有茎腹直筋皮弁あるいは遊離深下腹壁動脈穿通枝皮弁を用いた自家組織による再建方法などから、最善となる方法を選択し治療にあたります。
■がん切除後の再建
皮膚がん・頭頸部がんの切除に伴う皮膚・粘膜・骨欠損に対して、局所皮弁・遊離皮弁(血管吻合を伴うもの)などによる組織移植を行い、機能的・整容的な修復を目指します。顔面神経麻痺の修復も行います。
■口唇裂・口蓋裂などの先天疾患
先天性の体表疾患の治療にも力を入れています。特に整容性は大事なことです。小児は発育成長の問題があるため、長期間にわたって観察してまいります。言語音声・咬合などは言語聴覚士・耳鼻咽喉科医・矯正歯科医・小児科医など他職種と連携して治療にあたります。
■あざのレーザー治療
あざの治療は、手術よりもレーザー治療が優先されます。最初はテストレーザーを行い、副作用が無いかどうかを確認してから、本照射を行います。レーザー治療の適応がない場合は、手術治療をすすめています。

スタッフ紹介

              
職 名 氏 名 専門分野、学会認定等
部 長 沼尻 敏明
口唇裂・口蓋裂、顔の外科、顔面神経麻痺、乳房再建/
形成外科指導医・専門医、乳房再建エキスパンダー/インプラント責任医師
科 長 河原崎 彩子
ケロイド・肥厚性瘢痕、褥瘡・難治性潰瘍、レーザー治療、PRPによる潰瘍の再生医療/
形成外科指導医、形成外科専門医
医 員 中村 寛子
ケロイド・肥厚性瘢痕、形成外科一般、難治性潰瘍、レーザー治療/
外科専門医、形成外科専門医
医 員 北川 愛菜 形成外科一般
医 員 谷口 史織 形成外科一般
医 員 関本 周平 形成外科一般

研究へのご協力のお願い(オプトアウト)

当科では下記の通り、京都府立医科大学医学倫理審査委員会の承認を受けた研究を行っております。
これらの研究への協力を希望されない場合、もしくは内容にご不明な点がある場合は、各研究の担当者へお知らせ下さい。
 

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