診療部・中央部門等のご紹介
診療部・中央部門等のご紹介

栄養課

部門の紹介

栄養課では管理栄養士が患者さんの病状の早期回復のために栄養面からのサポートを行っています。食事療法が必要な患者さんに情報を提供し、無理なく継続できる食生活について一緒に考えています。また、入院中の方には食事の提供をおこなうだけでなく、患者さんの体格や病状などを考慮し、必要な栄養が適切な方法で提供されているか評価しています。必要に応じて食事内容の変更や栄養補助食品の使用を提案、また多職種がチームとして栄養管理を行い、患者さんの栄養を総合的にサポートしています。

主な業務内容

栄養指導

個別の栄養指導では患者さんの普段の食生活や食事への思いを伺い、日常生活のなかで無理なく食事療法を続けてもらえるようサポートをしています。また、同じ疾患をもった患者さんにむけて集団栄養指導も実施しています。
■外来個別栄養指導

外来受診時に予約制で栄養指導を受けていただくことができます。

栄養指導を希望される方は主治医にご相談ください。
(糖尿病、腎臓病、心臓病、高血圧、がん、脂肪肝、摂食・えん下機能低下、神経性食思不振、脂質異常症、アレルギー、小児肥満、小児Ⅰ型糖尿病など)

■外来集団栄養指導
毎月1回、食事会付き糖尿病教室を行っています。
管理栄養士が考えた糖尿病食のお弁当を召し上がって頂いたあと、管理栄養士や医師、薬剤師、看護師などから治療に役立つ講義があります。この教室は、糖尿病をもつ患者さん同士の交流の場としても利用していただけます。
■薬物療法センター栄養相談
薬物療法中のがん患者さんに対してベッドサイドでの栄養相談を実施しています。
食欲不振や口内炎、味覚異常などで食べられない、もしくは食べているのに体重が減ってしまうなど、
治療中の食事・栄養の悩みに幅広く対応しています。
 
■入院個別栄養指導

退院後も食事療法が継続できるように、個人の食生活に合わせた内容でアドバイスを行います。

退院後、外来で継続して指導をうけることも可能です。
■入院集団栄養指導
糖尿病教室、腎臓病教室、大腸切除後(腸切後)教室
毎週1回、上記教室を開催しています。何をどれだけ食べれば良いかなど、皆さんと一緒に食事療法に対する理解を深めていただけるようお話ししています。糖尿病教室、腎臓病教室では医師から疾病についての講義もあります。

入院患者さんの栄養管理

身体の栄養状態は、病気からの回復や合併症の発生など、病状に大きく影響します。このため栄養管理は治療の一環と考え、医師・看護師・管理栄養士が共同して作成した「栄養管理計画書」に基づき栄養管理を行っています。
入院中、お食事が十分とれない場合は、担当の管理栄養士がベッドサイドを訪問し、食事の固さや内容を調節したり、栄養補助食品の使用を相談するなど、必要な栄養が適切な方法で提供されるようにしています。

NST(栄養サポートチーム)

NST(Nutrition Support Team、栄養サポートチーム)では、管理栄養士をはじめとする栄養の知識を持った多職種(医師・歯科医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・歯科衛生士)が一丸となって、患者さんの栄養状態の改善を目指しています。
またNSTは、外科、内科、小児科、ICUチームに分かれて活動しています。

給食管理

病院食は、入院中の患者さん各々の病状に合わせた食事を、安心して召し上がっていただけるよう衛生管理に気をつけて作成しています。
また、病院食が患者さんの楽しみとなるよう、月に1回程度行事食を実施したり、小児科病棟や緩和ケア病棟でのイベントにおやつを提供したりしています。
☆地産地消:お米は、京都丹後産コシヒカリを使用しています。
 
☆朝食では、患者さんご自身でサンドイッチができるようなメニューにしたり、オムレツなどワンプレートブレックファーストを提供しています。

教育

実習生・研修生を受け入れ、管理栄養士の指導教育を行っています。

スタッフ紹介

職 名 氏 名
栄養士長 (管理栄養士) 岡垣 雅美
栄養管理指導係長 (管理栄養士) 松本 雅美
病院食管理係長 (管理栄養士) 松本 明子
管理栄養士 12人
調乳専任栄養士 4人
事務補助員 1人
 
学会認定資格等  
日本糖尿病療養指導士 4人
京都府糖尿病療養指導士 9人
腎臓病療養指導士 1人
病態栄養専門管理栄養士 7人
がん病態栄養専門管理栄養士 3人
NST コーディネーター 2人
静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士 2人
健康運動指導士 1人
NR.サプリメントアドバイザー 1人

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