医療安全推進部
医療安全管理指針
スタッフ紹介
主な業務内容
医療安全は病院長、医療安全管理責任者(副院長)のガバナンスのもと、病院の全職員が積極的に取り組んで行くべき課題です。医療安全で患者さんは治りませんが医療安全がなければ患者さんを治すことはできません。医療安全推進部は当院の「医療に係る安全管理に関する業務」を行っています。現在専従4名の職員を含め多職種で構成されています。医療安全推進部とともに各診療科、各部門、各病棟等の安全管理責任者である「セーフティーマネージャー」が当院の医療の安全を担っています。
◆安全管理体制の構築
医療安全指針の作成、医療安全に関する各種委員会の運営調整、対外的業務(特定機能病院のピアレビュー(相互に訪問して医療安全体制を学習する)、法人監査委員会、厚生局・自治体の医療監視、病院機能評価等への対応)等を行っています。また院内共通として対応したほうが望ましいと考えられる医療行為や緊急時対応について標準的な手順を定めたマニュアル等を整備しています。特定機能病院として高度で挑戦的な医療を、安全を担保しながら各診療科に積極的に行って頂けるように必要な支援を行います。
◆教育・研修の実施
医療安全の基本的な事項や、認定制度等については毎年研修を行うとともに、その時々のトピックス的なテーマに沿って院内外の専門職の方に講師を依頼し研修を行っています。また病院全体のMortality & Morbidityカンファレンスについても定期的に実施しています。
◆医療事故を防止するための情報収集、分析、対策立案
院内で発生する事象の把握のためには「インシデントレポート」が最も重要です。また、特定の部署からは、あらかじめ規定された事象が発生した際に報告を行う「オカレンスレポート制度」を設けています。全ての報告は再発防止のためにあり、責任追及のためではありません。医療安全推進部はこれらの情報に基づいて、さらに情報を収集・分析し、必要時は対策を立案・周知・評価を行っています。
◆医療事故への対応
不幸にして不可避的に患者さんに一定以上の影響を及ぼすような事態が発生した場合、まずは医療として最大限の対応と丁寧な説明が求められます。医療安全推進部は診療科・部門と一緒に最も適切な対応を考え、再発防止とより良い医療が行えるように取り組んでいます。
◆安全文化の醸成