救急医療部/救急医療科
救急医療部/救急医療科の紹介
京都府立医科大学附属病院の救急外来では、各科専門医の当直体制により年間約20000名の救急診療を提供してきました。
救急診療の対象は、現在まで以下の患者さまが中心となっております。
救急診療の対象は、現在まで以下の患者さまが中心となっております。
- 当院に御通院中の患者さんの状態が悪化された場合
- 緊急手術、緊急カテーテル治療、緊急内視鏡治療などが必要のため
他の医療機関から紹介された場合 - 眼科領域、耳鼻咽喉科領域、泌尿器領域など、他の病院に担当医がいない場合
全国各地での救急搬送件数は、高齢者人口の増加と医療の高度化により、この25年間で2倍に増加しました。当院も救急診療を担う急性期医療機関として、府民の皆様より今まで以上の貢献が期待されています。
平成13年4月には、救急医療部が2名の専任教員をもって創設され、各専門科医師による救急診療のサポート、医学生・初期臨床研修医・救急救命士の教育に当たるようになりました。 さらに平成22年4月1日には救急医療学教室が創設され、より一層の救急診療体制の向上を目指しております。
大学附属病院には先進医療を担うという使命があり、救急診療や緊急入院を求めるすべての患者さんや他の医療機関からの要望に応えられていないのが現状です。しかし、地域の急性期医療機関として少しずつでも府民の皆様の御期待に応えられるよう、各科専門医に過重な負担を強いることなく、救急患者さんの受け入れを改善してまいりたいと存じます。
スタッフ紹介
職 名 | 氏 名 | 専門分野、学会認定等 |
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部 長 | 太田 凡 | 日本救急医学会認定指導医、日本救急医学会認定救急科専門医 |
副部長 | 山畑 佳篤 |
日本救急医学会認定指導医、日本救急医学会認定救急科専門医、認定医学教育専門家、
社会医学系指導医(災害)、プライマリ・ケア指導医、日本内科学会認定総合内科認定医 |
医 員 | 松山 匡 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 武部 弘太郎 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 渡邉 慎 | 日本救急医学会認定救急科専門医、日本集中治療医学会認定集中治療専門医 |
医 員 | 牧野 陽介 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 宮本 雄気 | 日本救急医学会認定救急科専門医、日本集中治療医学会認定集中治療専門医 |
医 員 | 中島 聡志 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 岡 翔 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 安次嶺 親志 | |
医 員 | 塩住 忠春 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 小西 貴博 | |
医 員 | 山本 妙夏 | |
医 員 | 中田 康貴 | 日本救急医学会認定救急科専門医 |
医 員 | 清水 晶 |
研究へのご協力のお願い(オプトアウト)
当科では下記の通り、京都府立医科大学医学倫理審査委員会の承認を受けた研究を行っております。
これらの研究への協力を希望されない場合、もしくは内容にご不明な点がある場合は、各研究の担当者へお知らせ下さい。
研究課題名 | |
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No. 001 | 救急気道管理に関する多施設前向き観察研究 |
No. 002 | 日本外傷データバンクへの救急外来受診患者情報の登録及び活用 |
No. 003 | 病院外心停止に対する包括的治療体制の構築に関する研究 |
No. 004 | 救急患者における救急医の役割に関する単一施設後顧的・前向き観察研究 |
No. 005 | 救急外来における処置時の鎮痛鎮静に対する多施設前向き観察研究 |
No. 006 | 軽症頭頸部外傷患者に頭部・頚椎CT の必要性を判断する臨床予測ルールの妥当性の検証と、日本国内における閾値の設定に関する多施設前向き観察研究 |
No. 007 | 救急外来受診患者の疫学的調査と類型分類に関する多施設観察研究 |