病院のご案内
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院内がん登録データ(2023年症例)

登録データと集計について

  • 院内がん登録のデータは「がん診療連携拠点病院等 院内がん登録 標準登録様式2016年版」に基づき登録したものです。
  • 集計は、国立がん研究センターの「がん診療連携拠点病院等 院内がん登録 2023年全国集計報告」及び「院内がん登録全国集計結果閲覧システム」をもとに作成しました。
    (報告書は「国立がん研究センター がん情報サービス」から閲覧できます。 https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/hosp_c/hosp_c_registry.html
    (院内がん登録全国集計結果閲覧システムはこちらから閲覧できます。https://jhcr-cs.ganjoho.jp/hbcrtables/ )。

集計の期間と対象について

  • 2023年1月1日~12月31日までの1年間に、登録対象となる腫瘍の種類(※1)に該当するもののうち、入院・外来を問わず当院において診断及び/又は治療等の対象となった腫瘍が登録対象となっています。
  • 1腫瘍1登録の原則に基づき、同一患者に複数のがん病巣が存在し、それらが臨床的・病理学的に独立した「がん」と判断された場合、多重がんであるとします。多重がんの判断については、2018年症例より、多重がんルールSEER2018準拠ルールに基づいて登録しています。
     
    ※1 登録対象となる腫瘍の種類は、『国際疾病分類-腫瘍学第3版(3.2)』(ICD-O-3)における形態コードの性状コードが2(上皮内癌)もしくは3(悪性、原発部位(最初にがん(腫瘍)が発生した部位))のものです。ただし、偶発的に発見し、その後加療しない消化管間質腫瘍(GIST)は登録対象外とされています。
    また、性状コードが2(上皮内癌)もしくは3(悪性、原発部位)でなくても、以下の腫瘍は例外的に登録対象とされています。
    ・中枢神経系腫瘍(髄膜・脳・脊髄及び中枢神経系に発生した良性及び良悪不詳の腫瘍)
    ・境界悪性の卵巣腫瘍の一部
    更に、ICD-O-3.1からICD-O-3.2への移行に伴い、性状コードが3(悪性、原発部位)から1(良性・悪性の別不詳)に変更となったものも、登録対象となっています。

公表の対象について

 各集計表において、集計値が10 未満の場合、国立がん研究センターの報告書では「個人が特定される可能性が高い反面、患者、家族や国民に対して有用な診療情報を提供する」として、1 件以上10 件未満の場合は、1~3 件、4~6 件、7~9 件として公表し、10 件以上は実数で公表されています。当院でも、10未満の集計値はこれに準じて公表しています。

病期分類の版数について

 UICC TNM分類第8版、原発性肝癌取扱い規約(第6版)を使用しています。

症例区分について

 院内がん登録では、がんの診断及び初回治療がどの施設で開始・実施されたかを判断する項目として「症例区分」を登録しています。
 
10.診断のみ(当院で診断後、治療の施行は他施設へ紹介した症例)
20.自施設診断・自施設初回治療開始(当院で診断し初回治療が開始された、または経過観察が行わ
れた症例)
21.自施設診断・自施設初回治療継続(当院で診断後、他施設で初回治療が開始され、その後、当院 
で初回治療を継続した症例)
30.他施設診断・自施設初回治療開始(他施設で診断された後、当院で初回治療が開始された、また
は経過観察が行われた症例)
31.他施設診断・自施設初回治療継続(他施設で診断及び初回治療が開始され、その後、当院で初回         
治療を継続した症例)
40.初回治療終了後(他施設で初回治療後に当院を受診した症例)
80.その他(上記のいずれにも該当しない症例。治療目的に当院を紹介受診したが、当院では治療を行わず、他施設へ紹介した症例等)
 
 以下の集計項目「1.部位別登録数」~「3.症例区分」には、症例区分10~40が集計されていますが、「4.胃がん」~「21.卵巣がん」には、症例区分20、30のみが集計されています。このため、各がんの項目における各ステージの件数の合計は、各部位の登録数より少ない数となっています。
 

集計項目

 

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