診療科・中央部門 のご紹介
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腎臓内科

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腎臓内科の紹介

当科では、腎炎、ネフローゼ症候群をはじめ、全身の病気に伴う腎臓病や、急性腎障害(急性腎不全)、全国規模で問題となっている慢性腎臓病など、腎臓の病気全般に対して診療を行っています。また、高血圧症の診療や、腎移植後の内科診療、ナトリウム・カリウム・カルシウムといった電解質異常の治療など、腎臓に関わる様々な病気・病態にも対応しています。
 腎機能が低下して末期の腎不全になると、血液透析、腹膜透析、腎移植といった腎代替療法が必要となります。それぞれの療法について情報提供を行い、病状や生活スタイルなどに合った腎代替療法を選択していただきます。移植一般外科・泌尿器科と連携して、安全を重視した透析導入、腎移植を行っています。

診療内容

腎臓病は、原因、症状の有無、腎不全への進行速度もさまざまです。当科では、原因をしっかりと検索し、病状・病態に合わせた適切な治療を行っています。また、腎臓病に伴って生じる高血圧症や電解質異常などについても、総合的に治療しています。
■腎炎、ネフローゼ症候群など
腎炎やネフローゼ症候群に対しては、正確な診断をするために可能なかぎり腎生検を施行し、適切な治療の選択と実践に生かしています。全身の病気に伴う腎臓病の場合は、他の臓器・全身の状態や、使用されている薬剤の影響など、多角的な視点で治療法を検討しています。
■慢性腎臓病
慢性腎臓病の患者数は、成人人口のおよそ13%の1,330万人にのぼると推定され、今や国民病と言われています。しかし、その原因や悪化因子はさまざまで、個々の患者さんに合わせた治療が必要です。当科では、悪化因子の検査、病状・治療についての情報提供、栄養指導を兼ねた1週間の慢性腎臓病パス入院を行っています。また、外来診療では、近隣の医療機関と連携して治療を行っています。
■腎代替療法
将来的に高度な腎機能低下が予想される場合、早期から情報提供を行い、血液透析、腹膜透析、腎移植についての理解を深めていただき、よりご自身にあった腎代替療法を選択していただけるよう努めています。腹膜透析については、市内の中核病院として、希望される患者さんを受け入れています。血液透析に関しては、近隣の血液透析専門施設と連携して診療に当たっています。腎移植を希望される患者さんは移植一般外科に紹介し、腎移植の前後にも連携診療を行っています。
■高血圧症
本態性高血圧症、二次性高血圧症の鑑別検査を行っています。家庭血圧測定・血圧日内変動測定を積極的に取り入れて、血圧の管理に生かしています。血圧管理の安定した患者さんについては、お近くの診療所(当科の連携施設など)に病状をお伝えし、日常管理を委ねています。
■多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎は、両方の腎臓に嚢胞(水がたまった袋)がたくさんできて、進行性に増大し、腎機能が徐々に低下していく、遺伝性の病気です。病気の進行には個人差がありますが、腎臓の増大速度が速い患者さんでは、嚢胞の増大や腎機能の低下を抑えるためにトルバプタン(商品名:サムスカ)という内服薬で治療が可能です。トルバプタン治療の適応のない方や内服を希望されない方では、高血圧や腎機能低下に対する治療、肝嚢胞・脳動脈瘤・尿路感染といった合併症の管理などを行います。

特色・主な取組

■当科の取組
  • 腎生検パス入院
    尿検査や血液検査で腎臓病が疑われた場合、その正確な診断を得るためには腎生検が必要です。腎生検とは、局所麻酔をして、腎臓に針を刺して少量の組織を採取する検査です。検査後には安静にしていただく必要があるため、安全に十分に配慮して6日間の入院としています。当科では、年間約50件の腎生検を行っています。
  • 慢性腎臓病パス入院
    慢性腎臓病の進行抑制には、食事療法や家庭血圧測定などの自己管理が重要です。そのため当科では、患者さんに病気の理解を深めていただくための入院を行っています。1週間の入院で、食塩制限などの腎臓病食に慣れることができます。また、慢性腎臓病では心筋梗塞や脳梗塞などの心血管合併症を伴いやすいため、その検索や評価も入院中に行っています。さらに、腎機能の低下を抑制するためにできることがないかを再検討し、外来での治療に活かしています。
  • 腎代替療法相談外来
    血液透析、腹膜透析、腎移植の選択に悩む患者さんのために、ゆっくり時間を設けて情報提供・相談を行っています。病状や生活スタイルなどに合った腎代替療法を選択していただけるよう努めています。他院で治療中の患者さんの紹介受診も受け付けています。
  • 多発性嚢胞腎外来
    当科では、多発性嚢胞腎についての情報提供、治療法の選択、トルバプタン導入のためのパス入院など、細やかな対応を行っております。トルバプタンは、腎臓の容積が左右合わせて 750mL以上あり、かつ、容積の増大速度が年5%以上の方が適応となっています。腎不全が進行した方には使用できません。治療の開始時には、3泊4日のパス入院が必要です。
■病診・病病連携  
腎臓病の専門施設として診断や治療を行いますが、病状の安定している患者さんについては、お近くの診療所や紹介医に日常管理を委ね病診連携を行っています。

スタッフ紹介

職 名 氏 名 専門分野、学会認定等

副部長

玉垣 圭一
腎臓病全般・透析医療:
日本内科学会総合内科専門医・指導医、
日本腎臓学会専門医・指導医、日本透析医学会専門医・指導医、
日本高血圧学会専門医・指導医、日本循環器学会専門医
科 長 草場 哲郎
腎臓病全般・透析医療:
日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医・指導医、
日本透析医学会専門医、日本循環器学会専門医 

医 員

塩津 弥生 
腎臓病全般・透析医療:
日本内科学会総合内科専門医、
日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医

医 員

中川 久子 
腎臓病全般・透析医療:
日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、
日本透析医学会専門医・指導医、日本循環器学会専門医

医 員

中山 雅由花
腎臓病全般・透析医療:
日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、
日本透析医学会専門医、日本循環器学会専門医

医 員

桐田 雄平
腎臓病全般・透析医療:
日本内科学会認定医、
日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医

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