看護部長ごあいさつ

副病院長兼看護部長  藤本 早和子
 
 
 
 京都府立医科大学附属病院の看護部の理念は「府民の健康 を守り責任ある看護をするために豊かな人格と感受性を持ち患者さんおよびご家族の痛みや苦しみが判り、高いレベルの援助が出来る」としています。特定機能病院として高度先進医療を提供するためには、高い専門性が求められます。看護師としての基本的な看護実践はもちろんのこと、高度な知識や技術の習得ができるよう、個々の成長やワークライフバランスを考慮した教育の充実を図っています。
   そして、看護部の目標に「患者さんの人格を尊重しましょう。」「患者さんの話に耳を傾けましょう。」というものがあります。高度急性期医療の中では、命を守ることに重点が置かれがちになりますが、だからこそ、看護師として患者さんを医学的な見地をはじめとする全人的な視点からとらえること、すなわち、患者さんを「生活する人」として捉え、その人らしさを大切にし、尊厳を守れるような看護の提供を目指しています。
   また、「看護師としての品位と誇りをもちましょ<う。」「清潔な美しさとやさしさをもちつづけましょう。」「美しい会話をしましょう。」という目標も大切にしています。ウィリアムオスラーが、看護師に必要なものは、機転、清潔さ、寛容、思いやり、親切さ、明るさ、それらをつなぐ慈しみの7つの徳が必要と言いましたが、まさに、看護部ではそのような看護師を生み出していくことが理想だと考えています。看護師はケアの提供者である前に一人の人間です。相手の立場にたち、痛みを受け止めることのできるしなやかさを持ち、自らの誇りを大切にできる「人」としての成長も、看護という仕事を通じて育むことを目指したいと思っています。
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