プリセプター制度とは
臨床現場で教育・指導にあたる先輩看護師とのペアリングによるプリセプター制度を導入しています。
先輩看護師が、技術的、精神的に新人看護師をサポートします。
1人の新人看護師(プリセプティー)に対し、1人の先輩看護師が臨床現場で教育・指導にあたるペアリングによるプリセプター制度を導入しています。
4年目以上の中堅~達人の看護師がプリセプターを担当。日々実践の場で指導する他、精神的にもサポートします。
プリセプターとプリセプティー
患者さんとの関係を通して着実に成長を
勤務しているのは悪性リンパ腫や⽩⾎病など、⾎液の疾患を持つ患者さんが⼊院する⾎液内科の病棟です。⼊院や治療が⻑期にわたる患者さんが多く、そのため患者さんと⻑くお付き合いすることが多い部署。ここで私は新⼈看護師の指導・⾯談・評価を担当しています。プリセプティの岡部さんは熱⼼で、⼊職当時から患者さんとコミュニケーションをとるのが上⼿い⼈。勤務中は常に彼⼥がなにかに困っていないか気にかけるようにしています。当院は⼤学病院であるため、さまざまな症状の患者さんと接する機会があります。そんななかで岡部さんは「この患者さんにはこういうケアをしてはどうでしょう?」と⾃分から提案ができるようになり、その成⻑を頼もしく感じています。また、⼊院患者さんから「新⼈の岡部さん、よくがんばっているね」という⾔葉をいただいたときは、指導者としてとても誇らしく思いました。
状況に応じた判断力を
伸ばすことが現在の目標
⺟は現在も現役の看護師として医療現場で活躍中。看護師を志すようになったのは、そんな⺟からの影響です。当院の⾎液内科病棟には学⽣時代の実習で訪れました。じっくりと患者さんに関われること、そして指導を担当してくださった先輩がとても熱⼼な⽅だったことなどから、この病棟での勤務を希望して⼊職。さまざまな疾患を抱えている患者さんをケアするため、幅広い技術を⾝につけることができそうです。また、造血幹細胞移植など最新の医療技術を学べることも、⼤学病院ならではの⼤きなポイントです。プリセプターの⻄村さんは常に私のことを気にかけてくださいます。症状を⾒てタイムリーに判断するアセスメント能⼒を伸ばすことが⽬下の⽬標です。私は1年⽬の看護師ですが、臨床現場では患者さんにとっても他のスタッフにとっても「⼀⼈の看護師」としての⾃覚と⾃負を持つことが⼤切だと、先輩から学びました。
新人看護師の1日
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7:45出勤
「今日は忙しいかな」
「担当する患者さんは元気かな」
一日の業務を想定しながら出勤します。
さぁ、一日が始まります。
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8:00情報収集、申し送り
電子カルテで担当患者さんの
情報収集をします。
チーム内の申し送りを行い、先輩と
タイムスケジュールを確認します。
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10:00バイタルサインのチェック 報告
患者さんの部屋を回り朝の挨拶をします。
バイタルサインを測定後、
先輩に報告します。
12:00お昼休憩
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14:00検査出室介助
不安いっぱいの患者さんに説明をしながら
車椅子で検査に行きます。
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16:30退勤
夜勤の看護師に引き継ぎを行い
記録を先輩と相談しながら書き業務終了。
オフタイムは自分の時間は好きなことを
して
リフレッシュします。