専門看護師紹介

安田 美緒

周産期所属
平成14年採用
 

他職種と有意義な連携を図りハイリスク母子の出産・育児を支援する。

 
私の役割は、肉体的・精神的あるいは環境面でハイリスクとされる妊産婦さんが、安定した状態で出産・子育てに向き合える体制を整えることです。
子供を育てるのが難しいケースでは行政や地域との連携調整、赤ちゃんに合併症があり、赤ちゃんの権利とご家族の自己決定との対立がある場合などには小児科医や産婦人科医など他職種との倫理調整、また精神的に不安定な妊産婦さんへの心理的ケアも大切な仕事です。
当院では外来と病棟が一元化しており、私は助産師による外来診察の企画立案にも携わりました。こうしたシステムにより早期からの継続看護が当院の特徴となっています。
その妊娠から出産後に備える過程で、各部署の担当者が成果を実感し分かち合えることが私たちの喜びであり、患者さんと赤ちゃんにとって最善の道へと導く鍵となると思いますので、知識と実戦力はもちろん調整役としてもさらにスキルを高めたいと思っています。
今後は高齢出産、シングルマザーなど妊産婦はますます多様化してくるでしょう。どのような状況のお母さんと赤ちゃんに対しても適格に誠実に対処し、専門看護師を志す後進の育成にも努めたいと考えています。

Profile

2002年入職し、周産期病棟に配属される。休職制度を活用し、2008年から大学院専門看護師コースに進学。
2010年に修了後、京都府で第1号である母性看護専門看護師を取得し、再び周産期病棟に配属、現在に至る。
 
 

吉岡 とも子

疼痛緩和医療部所属
平成23年採用
 

患者さんが一歩前に進めるよう適切なタイミングで適切なケアを。

 
乳がんの患者さんを受け持ったことが、専門看護師となるきっかけでした。
がん患者さんはさまざまなプロセスを踏みながら、長い期間、病とともに日々を過ごされます。
それだけにこちらも病気を理解していなければ真の信頼関係が築けないと感じ、また外来時からの継続看護の大切さを実感したのです。現在は緩和ケアチームに所属。あらゆるステージの患者さんの体の痛み、心の痛み、社会的・経済的な痛みに関する相談を受け、ニーズを拾い上げて、治療や生きることに対して一歩でも前向きになっていただけるよう、各分野のドクターやスタッフと連携しながらケアを構築する役割を担っています。
心がけているのは“必要なことを必要なときに必要な分だけケアする”こと。
ある患者さんに「真っ暗などん底から救ってくれてありがとう」と言っていただいたことがありました。
その経験を胸に、今、何をして差し上げればいいのか、患者さんの今ある力をどう生かせばいいのか。適切に判断できる看護師となれるようますます研鑽を積んでいきたい。将来的にはサイバーシップ支援の充実やガン予防啓発にも取り組めればと思っています。

Profile

2000年入職し、婦人科に配属。2004年心臓血管外科・循環器内科に配属後、2006年に他院へ転職。その後、看護独自の介入やチーム医療を実践するなかで自身の力量不足を痛感し、兵庫県立大学大学院に進学。
2011年に修了し、がん看護専門看護師を取得。
同年、本院に復職し、現在は緩和ケアの専従看護師として疼痛緩和医療部に所属。
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