認定看護師紹介

感染管理

西内 由香里 平成4年入職

専門家として、全職員と協力し病院全体の感染管理に取り組む。

院内感染がないか調査したり、感染防止技術や職業感染防止のためのプログラムを考えたり、教育・啓発に取り組むのが主な仕事です。指導や提案によって人の行動や意識に変化をもたらすのは、容易なことではありません。
理想を一方的に押し付けるのではなく、話し合い、調整しながらこの病院に合った感染管理を実践しようと心がけています。
認定看護師を目指して学んだ半年間、全国の病院から集まった他の看護師と切磋琢磨したこと、他の大学病院で感染管理認定看護師の活動ぶりを見学したことが、今、役立っています。
自分が提案したことで感染率が下がったり、手洗いの実施率が上がったり、結果が数字で見えるのが嬉しいところ。その成果を病棟のスタッフと一緒に喜べた時、大きな充実感を感じます。

Profile

1992年中央手術部に入職。1995年に消化器外科・乳腺内分泌外科・形成外科、2003年に移植・一般外科・整形外科に配属。
2005年から感染対策部へ。2008年に感染管理認定看護師を取得し、現在感染管理推進者として病院全体の感染管理を担う。
 

がん性疼痛看護

藤本 早和子 平成2年入職

緩和ケアチームをまとめがん患者さんの痛みを和らげる。

新米看護師だった頃、死期の迫ったあるがん患者さんの「痛みを取ってもらったから、死を前にしてもこんなに元気で幸せにいられるの」という言葉に衝撃を受けました。
治療だけでなく、痛みを取ることもすばらしい医療行為だと思い知ったことが、今につながっています。
現在、緩和ケアチームの一員として、また緩和ケア病棟の師長として疼痛看護に携わると同時に、ペインクリニックや化学療法の医師、薬剤師、病棟の看護師など緩和ケアの専門スタッフの間を取り持つコーディネーターの役割も担っています。これからは疼痛ケアのエキスパートとなる看護師を育てることが目標です。様々な苦痛を持っておられるがん患者さんにとって、看護師は心の支え。疼痛ケアのスキルを身につけ、患者さんの苦痛を和らげることができたら、看護師にとってもきっと、大きな自身と誇りになるに違いありません。

Profile

1990年に入職し、消化器内科に配属。消化器外科・耳鼻科、血液内科、泌尿器科を歴任し、2004年に認定看護師を取得。その後、神経内科、血液内科、麻酔科外来を経て2008年より緩和ケアの専従看護師となる。現在、緩和ケアチームの一員として活動しつつ、緩和ケア病棟の師長として勤務
 

救急看護

大秦 恵子 昭和63年入職

救急外来全体を見渡し患者さんやご家族に目を配る。

医師や看護師が一体となって、一人の命を救うために全力を尽くす。その一体感が救急医療のだいご味です。
救急看護認定看護師になって、これまで以上に「根拠のある看護」を大切にするようになりました。
例えば重症の患者さんにとっては、体を拭くことも大きな負担になります。業務だからと時間通りに拭くのではなく、的確にアセスメントし、この拭き方で循環動態に変動を及ぼさないかなど、安全性を見極めてから処置を行っています。また視野もグンと広がったと感じています。
診察を待ってる患者さんの中から緊急度・重症度を判断して優先順位を変更したり、緊急事態に動揺するご家族にも目を配り、言葉をかけるなど精神的にケアすることも心がけるようになりました。
これからは他の看護師のロールモデルにもならなければと思っています。

Profile

1988年に入職し、眼科・放射線科に配属される。1990年、ICU開設を機に異動。結婚・出産に伴って外来勤務となる。1996年、本格的に復帰し、放射線部救急医療部へ。約1年半の整形外科配属を経て2005年より放射線部救急医療部へ。2006年に認定看護師取得。
 

新生児集中ケア

中島 輝美 NICU 平成10年入職

赤ちゃんの気持ちをくみ取り小さな生命の成長を見届ける。

学生時代からの念願だったNICUで仕事に打ち込んで10年が過ぎた頃、自分をもう一段ステップアップさせるために認定看護師を志しました。
赤ちゃんは自分の気持ちを言葉で伝えることができません。
それまでは、自分の行った処置が本当に良かったのかどうか確信を持てないことにジレンマを感じていました。
認定看護師を取得して、赤ちゃんの反応や表情を読み取り、それに応じて適した処置を施す力がついたと感じています。
それまでは当たり前のように手を動かしていた一つひとつの処置も、よく考え、慎重に行うようになりました。
小さな赤ん坊が少しずつ大きくなり、元気を取り戻し、やがてお母さんに抱かれて退院する姿を見届けた時が、何よりうれしい瞬間です。
赤ちゃんの気持ちをくみ取る大切さを他の看護師に教えていくことも、これからの私の役割だと思っています。

Profile

学生時代に本院の看護部長(当時)の講義を受け、新生児医療に関心を持ったことから当院を志望。1998年入職。
希望がかない、NICUに配属される。2007年小児科に配属。2009年、新生児集中ケア認定看護師を取得し、再びNICUに配属される。
 

手術室看護

長谷川 佳代 手術室 平成8年入職

手術室の要となって全スタッフをコーディネートする。

入職以来ずっと手術室の看護師として勤務してきたことで「この道を究めてみよう」という思いが湧きました。
認定看護師取得に必要な教育課程を受講して、これまでの経験を通して得てきた知識と技術を裏づける理論と科学的根拠を改めて学ぶことができました。何より同じ専門性を持った全国の病院の看護師と出会ったことが、大きな収穫でした。各々の病院の取り組みや悩みなどの情報を交換し、当院での実践
にも生かしています。
手術はスピードが命。処置が速いほど患者さんへの負担を減らすことができます。
認定看護師となって、手術体位固定や器械出しをこれまで以上にスムーズかつ的確に行うことはもちろん、手術室の要となって手術に携わるスタッフ全員をコーディネートする力が必要であると感じています。
現在は、手術室の看護師全体のレベルアップにも心を砕いています。

Profile

1996年に入職し、手術室に配属される。2008年認定看護師を取得。
現在は、認定看護師として看護実践にあたるとともに、後輩看護師の指導・教育にも注力する。
また他の部署からの依頼を受け、勉強会なども実施している。
 

皮膚排泄ケア

笹井 智子 平成3年入職

高度なストーマケア技術で患者さんの日常生活を支える。

ストーマケアは、処置そのものが技術的に難しいだけでなく、合併症への配慮や、精神的・社会的なサポートなど、多岐にわたる知識と技術が必要です。
小児外科に勤務していた時、その難しさに直面し、「もっと専門的に学びたい」という気持ちが芽生えました。現在は、ストーマ外来担当看護師として患者さんのケアにあたる一方、病院全体のケアレベルの底上げを図ることにも力を注いでいます。
難しい局面をいくつも乗り越え、患者さんがストーマを抱えながらもスムーズに日常生活を送れるようサポートし、満足していただけた時には、他では得られない達成感を味わえます。
看護師としての職務をまっとうする、あるいは管理職を目指す、そしてもう一つ、認定看護師として専門性を究めることも、看護師として成長できるすばらしい道だと実感しています。

Profile

1991年入職。小児外科・小児心臓外科に配属され、ストーマケアの難しさに直面する。ICUに配属後、1997年に認定看護師を志望。
1998年、当院初の認定看護師となる。外科外来を兼務しながらストーマ外来を立ち上げる。2002年以降皮膚排泄ケアの専任に。
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