中央手術部では京都府立医科大学附属病院外科系各診療科が、高度に専門的な手術を年間約5,600件行っております。これらの手術が安全に行われることを 最も大きな目標としております。また、患者さんが安心して気持ちよく手術を受けられる環境づくりを目指しております。さらに専門の臨床工学士が、日頃より 医療機器の点検を行うとともに、人工心肺など精密な医療機器の運転も行っています。
ところで高度に専門的な手術とはどんなものでしょうか。中央手術部で行っている手術の特色について紹介いたします。
(1)通常では救命することが困難な病気の手術
心臓の先天的な奇形など重症の心臓病、高度に進行した癌(いくつもの臓器に癌が広がっているときには、いくつかの診療科が協力して手術します)、などの難しい手術を専門医が行っています。
(2) 身体に優しい手術
内視鏡を用いると小さな傷で手術することができます。そのため、残る傷跡も小さく、手術後の回復も早くなります。慢性鼻炎、乳癌、胆石症、卵巣のう腫、膀 胱腫瘍、尿路結石、胃・腸、胸部疾患などいろいろな病気の手術を内視鏡併用で行っています。これらの中には、通常入院で行う手術でも内視鏡併用により通院 で行っているものもあります。
(3) 移植手術
角膜移植、腎移植を初め多数の移殖手術を行っており、移植の手術件数は、全国的にもトップクラスとなっています。また、肝移植も症例を重ねています。
(4)人工臓器を用いた手術
人工関節置換術などさまざまな人工臓器を用いた手術を行っています。これらの手術は、クリーンルーム(感染防止のために設計された特別室)で行っています。また、再生医療にも力を入れています。