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各診療科等のご案内

疼痛緩和医療部

診療内容・特色等

部長 細川豊史
部長 細川豊史

★疼痛緩和医療部の理念

「がん」克服のため最新の機器、技術、知識を駆使して、手術、化学療法、放射線療法が本院で施行されている。この治療過程において、薬剤、放射線などによる副作用である嘔気・嘔吐、息苦しさ、倦怠感、貧血、そして誰もがおびえる「がん」による強い痛み(がん疼痛)が患者さんに辛い思いをさせることもある。さらにこれらの耐え難い症状を背景に患者さんは不眠、不安、うつなどの精神症状に家族ともども苦しめられる。

かつて終末期医療という言葉があったが、我々の目指す緩和医療と同義ではない。「がん」の経過中に生じるすべての不快な症状、愁訴を緩和・軽減することが「疼痛緩和医療部」の目指す“緩和医療”である。厚生労働省は、がん診療拠点病院制度を設け、質の高いがん治療を行える施設を限定していく方針であり、その施設内で緩和医療が出来ることを義務づけている。がんの診断・治療・緩和医療は常に“三位一体”のものであることは、このことからも明らかである。

約8年前から緩和ケアの啓蒙と実践を行ってきた京都府立医科大学緩和医療検討会の活動をベースに、「疼痛緩和医療部」が本学中央部門の一つとして設置された。
痛みを緩和するペインクリニック医師、不眠、不安、うつなどの精神的症状を和らげる精神科医師、放射線治療による疼痛症状緩和を行う放射線科医師、緩和ケアの専門的知識を持つホスピスケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師、薬剤の専門的知識を駆使して服薬指導や相談にあたる薬剤師など医師6名、薬剤師3名、看護師5名が部員である。
 
 

京都府立医科大学附属病院
疼痛緩和医療部 緩和ケアチーム
活動目標

がん患者さんとその御家族に質の高い緩和ケアを提供しQOL向上を目指す。
 
 

具体的な活動内容

1)がん患者さんの治療に伴う副作用の軽減と症状コントロール、
2)精神的サポート、
3)付き添い、介護に大変な家族のサポート、
4)がん告知前後のサポート、
5)地域医療連携室と協力して療養先の選定
(在宅・緩和病棟を持つ施設、ホスピスへのコーディネート)
6)がんの痛みの治療、
7)痛みの原因診断
など。

 

   構成員一覧

職名 所属等 氏名
部 長 麻酔科診療副部長(准教授) 細川 豊史
副部長 麻酔科医員 上野 博司
医 員  麻酔科医員  深澤 圭太
医員 疼痛緩和医療部 大西 佳子
医 員 放射線科医員  坪倉 卓司
医 員   精神科医員 羽多野 裕
部 員 看護部専門員(整形外科外来) 中本 恵美
部 員 看護部(疼痛緩和医療部) 藤本 早和子
部 員  看護部 関川 加奈子
部 員   看護部副看護師長(外来化学療法センター) 越智 幾世
部 員   看護部(外来化学療法センター) 菅谷 和子
部 員 薬剤部 専門員 西井 久二
部 員 薬剤部 専門員 神林 祐子
部 員 薬剤部 専門員 小西 洋子
 平成21年9月1日現在
 
 緩和ケアチームメンバー 2009/09/01

★患者さまへ

当院では入院患者様を対象に、「疼痛緩和医療部」という部門で、「緩和ケアチーム」による緩和ケアを行っています。
「緩和ケア」とは、がんなどによる痛みや吐き気、息苦しさなどの身体的な症状、不安や気分の落ち込み・不眠などの精神的な症状を和らげることに焦点を当てた治療を行い、患者様やご家族がその人らしい日常生活が送れるように支援する医療です。これらの治療は、それ自体が医学の専門分野となっています。
「緩和ケアチーム」とは、医師・看護師・薬剤師といったそれぞれの専門家が一緒になって患者さんの緩和ケアに関わる病院内のチームのことです。

緩和ケアを行うために、以下のメンバーで構成されています。

① 身体症状や精神症状を担当する医師
② 緩和ケアを専門とする看護師
③ お薬に関する情報提供や調整、有効性・安全性の確認を担当する薬剤師
④ その他、症状にあわせて他職種の専門家

(例えば、お食事の工夫や相談をする栄養士・動きやすい方法を工夫するなどのリハビリ技師、今後の療養の環境や経済的な問題について相談を受けるソーシャルワーカーなど。)
基本的に主治医や病棟スタッフが行う治療やケアを補助する形で行われます。具体的には、

1) 緩和ケア担当医師、もしくは、看護師の訪問を定期的に行わせていただき、必要に応じて薬剤師などが関わらせて頂きます。
2) 患者様やそのご家族のケアや治療について病棟の医療チームと共に話し合っていきます。
3) 原則として、治療は主治医の方針に沿う形で行っていきます。
4) 具体的な緩和ケアの内容としては、

○身体的な症状の緩和
○精神的な症状の緩和
○薬剤の種類や使用上の注意点などの説明・有効性・安全性の確認
○栄養指導・リハビリなど
○上記に関連した看護

ご希望がなくなれば、途中で終了することもできます。よりよい方法を一緒に考えていきたいと思っております。疑問に思ったことはどうぞ、遠慮なさらずにお伝え下さい。
★京都府立医大緩和医療検討会へ
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