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病院の概要

附属脳・血管系老化研究センター

目的

脳や血管の老化の本態を、基礎・臨床及び社会医学の観点から総合的に研究し、高齢化に伴う疾病の予防、診断及び治療技術の向上を図ることによって、穏やか・快適・豊かな長寿社会の実現に資することを目的としています。

研究スタッフ

所長:井端 泰彦(京都府立医科大学学長)
教員:20名

歴史


平成 2年11月 基礎、臨床系研究部門の開設
平成 3年 4月 診療部門(老年内科(神経内科))の開設
平成 9年 4月 社会医学・人文科学部門の設置
平成10年 1月 病態病理学部門教授の専任化
平成11年 3月 基礎医学学舎内にセンタ-施設を整備

組織及び研究内容

研究部門等 研究内容等
基礎医学系 細胞生物学部門 脳神経系の老化に関する細胞生物学的、生化学分子生物学的研究
 (課題)脳の老化を防ぐ新しい蛋白分解酵素の発見
病態病理学部門 脳・血管系の発生と老化に関する基礎生物学的並びに病理学的研究
 (課題)乳児から老人に至る脳神経の遺伝子から蛋白質、細胞・組織レベルに及ぶ多面的アプロ-チ  
神経化学・分子遺伝学部門 脳・神経系、骨代謝系における老化の分子生物学的研究
 (課題)アルツハイマ-病の起因遺伝子や骨細胞強化に有効な遺伝子の発見
臨床医学系 神経内科学部門 高齢者に多い疾患(脳・血管系障害、痴呆等)の早期診断、治療及び予防を目的とした神経内科を中心とする臨床的研究
 (課題)老年期痴呆(脳血管系痴呆とアルツハイマ-型痴呆
     脳血管障害、神経変性疾患に関する内科学的研究
社会医学系 社会医学・人文科学部門 老化と関連した脳・血管系疾患や長寿・老化に関する疫学的及び社会医学的研究
 (課題)地域社会に根ざした脳卒中や痴呆の疫学研究と高齢者の生活の質の向上

診療活動(附属病院での診療)

センターでの研究成果を、附属病院の1診療科として府民に還元している。
診療科名:神経内科(老年内科)
診療範囲:脳・血管系障害及び神経疾患を中心とする疾患。特に高齢者に多い疾患である脳卒中、痴呆症(脳血管性痴呆、アルツハイマー型老年痴呆など)、パーキンソン病などの診断と治療(開設後の延べ患者数 外来 131,732名、入院 84,342名 )

主な研究成果

  • 基礎系、臨床系共同により、「痴呆性老人ケアマニュアル作成のための調査研究」を3年間にわたり実施し、「痴呆性老人ケアマニュアル」として刊行、全国でテキストとして使用されている。
  • 社会医学・人文科学部門と神経内科学部門により、脳卒中患者を対象に「京都府脳卒中登録」を作成し、データを蓄積の上、その分析を通じて、脳卒中の予防、リハビリ等治療に資している。
  • 京都府民向けの「京都府立医科大学公開講座」を毎年開催し、高齢者特有の疾患に対する予防、治療、看護及び介護を分かりやすく解説し、研究成果を府民に還元している。

 

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